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zoom RSS 女性に贈るのは、エヴァンスか?

<<   作成日時 : 2006/11/05 19:12   >>

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 ジャズを聴きたい、と思った人に、最初に何を薦めたらよいのか。
これは、とても難しい。
 私の先輩で、ある女性の誕生日にピアノのビル・エヴァンス(テナーサックスにも同名のアーティストがいる)トリオのアルバムをプレゼントしていた人がいた。
 タイトルは「ワルツ・フォー・デビー」。
フォービート(4拍子)が多いジャズの中では3拍子のワルツは「変拍子」扱いになるが、彼の代表的なアルバムで、タイトル曲も、とてもかわいらしく聴きやすい名曲だ。
 エヴァンスとスコット・ラファロ(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス)のトリオは、不幸な事態で短期間ではあったが、彼にとっての最高のトリオと評価する人は多い。
 「ワルツ・フォー・デビー」は、女性のシルエットをモチーフにしたアルバムジャケットも印象的で、とても魅力的な作品。
 
 ただ、タイトルのイメージから、恋人に贈った曲のような勘違いも生まれがちだが、デビーとは、エヴァンスの姪である。

 確かに、リリカルなエヴァンスの作品は、ジャズ初心者にとって、入りやすい(とっつきやすい)演奏だと思う。彼の数多くの名作のうち、同じトリオによる「ポートレイト・イン・ジャズ」も、シャンソンで有名な「枯葉」を聴くと、今の時期にまさにぴったりではないだろうか。

 それでは、女性に贈るのは、やはりエヴァンスなのか?と問われると、迷う。
 ジャズを聴きたい、という人に薦める作品のひとつとして有力な候補だとは思うが、私の場合は、「相手による」というのが答えだ。

 本に置き換えて考えてみよう。私は、人に本を薦めるのが得意ではない。と、いうか、本は、人から薦められて読むものなのだろうか、という長年の疑問がある。
 逆の立場で、人から薦められた本を読んで、「あ、当たった!」と思ったことは、実は数少ない。

 だからといって、自分が好きなジャズを少しでも多くの人に聴いてもらいたい、という気持ちはある。
 そこで、相手の話を聞いたうえで、「この人なら、これかな」というアルバムを薦めるようにしている。

 ストレートなジャズにこだわる必要はないのでは…。
 たとえば、寺井尚子のバイオリンは、ジャズの本道からいえばどうか、と思う人がいるかもしれないが、私は、とても魅力的だと思う。
 バイオリンからジャズを薦める。それも、あり、ではないだろうか。 Waltz for DebbyPortrait in Jazz夜間飛行ベスト
Waltz for Debby

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