癒しとジャズとバーボンと……

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zoom RSS やっぱりフグが好き(1)

<<   作成日時 : 2007/02/08 05:38   >>

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 「マスター、ひれ酒」。「かしこまりました」。カウンターで手際よく陶器の蓋をかぶせ、数秒の後、開けると同時にマッチの炎をボッ…。再び蓋をして、さりげなく、「さ、どうぞ」。
 バーボンばかり飲んでいて、ふと気づくと、この冬は「ひれ酒」を口にしていないぞ。
 「やっぱりフグが好き」なのに…。

 フグなんて、そうめったに口にできるものではありません。確かに冬の高級魚の代名詞。私も仕事に就いて、下関に赴任するまで食べたことはありませんでした。

 ところが、そこから猛毒テトロドトキシンを持つ魅惑の白身魚「河豚」との長い付き合いが始まったのです。
 最初から長くなることを前提にタイトルに(1)と付けました。しかし、このブログはジャズとバーボン。愛するフグについては、少しずつ書いていきます。

 初回は、フグと酒について、少々。
冒頭にも書いた通り、フグにつきものの酒は「ひれ酒」です。通常はトラフグのひれを天日で干し、ひれ酒にする前に、火にあぶって香ばしさを出します。日本酒は、ちんちんの熱燗。そこにひれが入ることで、凝縮された味と香りが一気に酒に移り、日本酒が薄い褐色へと変化していきます。

 これで十分。旨いんです。
ところが、「本場」といわれる下関。特にフグを扱う魚市場関係者の方々の飲み方には、驚かされました。
 「身酒」。ふと目を向けたときでした。大皿に盛られた刺身を「ガバッ」と箸でとり、熱燗の中に入れるやいなや、グルグルとかき回し始めたのです。みるみるうちに日本酒の透明感が失われ、うっすらと白濁。「ほら、飲め」。「う、旨い」

 ああ、これが幸せというものなのか。と、満たされていた矢先、「な、何してるんですか?」
目の前のオッサン、フグの白子(いわずと知れた高級)を、箸でむんずとつまむと、酒の中にポチャーン。さらに、グールグル。うっすらどころか、完全に白濁。
 許されるのか、こんなぜいたくが。
でも、飲みました。     語りきれません。

 食べていながら言うのもなんですが、フグは癒し系の魚です。種類も多く、観賞用のかわいいフグもたくさんいるのですが、本道のトラフグも、成仏する前は、なんと愛らしい。

 で、フグの話は、追って順次。なにせ冬場に書いておかないと、季節感がないもので…。

 「やっぱり猫が好き」というテレビ番組がありましたが、あれは三谷幸喜の出世作でした。出演者の小林聡美と結婚もしましたし。

 「やっぱりフグが好き」。もちろんジャズも好きです。

 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
しゅうさん、語りますねえ。河豚を・・・
食べる事は、人間の本能であると同時に、癒しになります。
空腹の時は苛立ちますし、おなかが満たされる、若しくは美味しいものを食べると、不思議と心が落ち着きます。どんどん語ってください。
ボクちゃんが、河豚を始めて食べたのは、専門学校を卒業する時に、就職する先のプレジデントの招待を受けた時の食事が河豚のコース料理だったのです。もちろんひれ酒もいただきました。美味しかった。
でも・・・ 薄造りを一切れ一切れ食べるのは性に合いません。ポン酢の味しかしないので、ガバッとまとめて口に運びました。その時の相手の顔が忘れられません。

2007/02/08 10:35
翔さん、こんにちは。
横道にそれてばかりで、すみません(笑)
ジャズとバーボンも書き続けます。はい。
ただ、書いてくださったように、食は心の安定=癒しになりますよね。
フグは一切れずつではなく、「ガバッ」が正解だそうです。下関の人に言わせるとですが…。勇気はいりますよね。
しゅう
2007/02/08 16:44

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