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zoom RSS ロリンズとコルトレーン(1)

<<   作成日時 : 2006/11/18 03:21   >>

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 ジャズの魅力のひとつは、同じ楽器でありながら、演奏者によって音色やトーン、味わいが異なることにあります。

 最もはっきりとそれを感じることができるのは、ピアノ。
理由は簡単で、移動が難しいから。「えっ、どういうこと」と思われるかもしれませんがが、つまりはこういうことです。
 例えば管楽器の場合は、自分の楽器「My楽器」を常に演奏するライブ会場に持っていくこができる。これらの楽器は各パーツを好みに合わせて調整できるが、ピアノ奏者は、ほとんどの場合、ライブの場にあらかじめ用意された楽器を演奏するしかありません。

 必然的に、プレーヤーごとの演奏の差が明確に伝わってくる。
もちろん、よほどの「ビッグネーム」で、こだわりの強いピアニストは調律師を従えて、「Myピアノ」を会場ごとにトラックや航空便で運ぶことも、まれにはありますが、そうそうできることではないでしょう。

 で、本当に違って聴こえるんです。同じジャズライブの店で別のピアニストが演奏すると。
不思議な体験ともいえるので、機会があれば、ぜひ試してみてください。

 鍵盤をたたく圧力、タイミング、指先の微妙な加減…。時には、上蓋が開いたグランドピアノの弦の部分をかきむしったり、たたいたりして、自らの思いを表現するプレーヤーも。
 狭いライブハウスに置かれたアップライトであろうが、関係なしに独自の世界をきちんと構築していく「過程」を目の当たりにすると、あらためてジャズが好きになります。

 それがまさに個性。
誤解される前に、言っておきますが、管楽器やドラムス、ベースは、確かに「My楽器」仕様が可能で、実際にプロの演奏者はそれぞれにとてもデリケートに様々な部分をチョイスし、場合によっては改良を加えたり、楽器そのものを取り替えたりしますが、実は身体そのものが楽器の一部であり、そのウエイトが大きいからこそ、音、が異なってくるのです。

 さらに言えば、そのプレーヤーのスタイル、好みによって曲のニュアンスが大きく変わってきます。

 ようやく本題に入りますが、私が最も好きなテナーサックスプレーヤーであるソニー・ロリンズを敬愛するまでには、経緯がありました。

 テナー奏者は数多くいますが、あえて対比する場合、やはりジョン・コルトレーンの名前を挙げざるをえません。

 長文になったので、経緯と理由は次回に。(すみません)
今回、あえてひとつだけ、私が両者の演奏を聴き比べて、その違いと魅力(いずれもの)を感じた曲目を挙げて締めくくります。

 ロリンズが最後の日本公演のアンコールで演奏した「In a sentimental mood」。
この名曲が収録された両者の一枚。
ロリンズの方は、最初のリーダーアルバムである「ソニー・ロリンズ with ザ モダンジャズカルテット」。
コルトレーンは、アルバム「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」。
 どちらも素晴らしい演奏ですが、これは聴きがいがあります。

 (次回に続く…)

ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・クァルテット
ソニー・ロリンズ・ウィズ・ザ・モダン・ジャズ・クァルテット

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